何気にもう9月ですよ皆さん!

あと4ヶ月・・・

この間年始だった気分なんだけど

今年も全然物事が進すまん。

 

 

好きでよく見てた『トムとジェリー』も追われる話だったね

追ってるようで追われてる

追われてるようで追われてない

そんな教訓めいた話かどうかわかりませんが

ジンガロさんは完全に追われてます。

というか追い詰められてます。

後から振り返ると追われてるんじゃなくて

走り抜けて無事でしたパターンに持ち込めるのか?!

 

 

さてさて、そんな話はさておき

修理の続き

ボンドを入れて縫いまで完了

後はコバの処理、革の汚れ落としとオイルメンテ

 

 

上の画像はコバ未処理の段階です。

ついでにメンテナンスの方法を書いときます。

始めにブラッシング

色々な固さ、材質がありますが

強い汚れを書き出すには固め

普段のブラッシングには柔らかめと覚えておいて下さい。

 

普段ブラッシングする人は汚れが溜まらないので

固いブラシは必要ないと思います。

革のメンテというとオイル!オイル!

なんて言う人多いですが

オイルよりもブラッシングが重要です!

特にタンニンなめし系の製品では

そこまでオイルに神経質にならなくても
(『皮→革』のなめす段階でオイルたっぷり入ってます
バイカー系のヌメはまた別ですけど・・・)

柔らか目のブラシ1つ購入をオススメします。

 

 

こちらのコインケースはノーメンテだったので

かなりの汚れ。固めのブラシで汚れを搔き出します

潰れた革の細かい繊維を起こす役割もあります

 

 

次にウエスと呼ばれるコットン100%の布を

水に浸し固く絞ります。

それで製品を水拭き。

目的は手に含まれてる汗塩の中和等です。

ウエスでなくてもコットン100%ならOK

要らないTシャツ等でどうぞ

乾いたウエスで乾拭き、乾燥、ブラッシング

で1セットの工程

このコインケースのように汚れの酷い製品

『水拭き&乾拭き→乾燥→ブラッシング→乾拭き』

を3〜5回は繰り返します。

普段マメにブラッシングしてないと

革の深い部分まで汚れ等が浸透してしまいますので

上記の作業でもある程度までしか復活しません。

オイル云々よりマメなブラッシングをかなりおすすめしときます。

(ちなみに画像の製品はかなりヨロシクない状態
こうなるとある程度の復活しか見込めません。)